正看護師インタビュー

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正看護師を目指して・・・

当院病棟勤務の准看護師3名が、正看護師の国家試験に見事合格しました。
その中のお一人、「幸 麻衣」さんに看護師を目指したきっかけや、国家試験合格までの道のりなどインタビューさせていただきました。幸さんの明るいお人柄を感じるインタビュー内容となっています。

(インタビュアー:企画室室長 比屋根 美香)

比屋根
幸さん、国家試験合格、おめでとうございます。今回はお忙しい中、インタビューを快く引き受けていただいて、ありがとうございます。色々聞かせてくださいね。


ありがとうございます。恥ずかしいですが、私のエピソードでよければ大丈夫です!笑

比屋根
それではまず、看護師を目指すきっかけとなったエピソードを教えてください。


2005年、私の23歳の誕生日に、当時26歳だった兄が急死した事がきっかけです。
もし私が看護師だったら、兄の異変に気付けたかもしれない、助ける事ができたかもしれないという悔しい気持ちになり、看護の道に進む事を決め、お葬式の翌日には願書を記入し提出してました。

比屋根
そんなきっかけがあったんですね。悲しい出来事だったと思いますが、決めてすぐ実行できる事、凄いです。
同仁病院に入職して何年目になりましたか。


2015年9月から応援ナースとして1年働いて、その後正職員として勤務して、今年の9月で7年目になります。

比屋根
もうそんなに経ちましたか。


はい、あっと言う間でした!笑

比屋根
私、幸さんが入職した時の事、覚えていますよ。すごく明るくて元気のいい方が入職してくれた!という印象でした。笑

比屋根
今回「正看護師」を目指すきっかけがありましたか。


はい。きっかけは2つあります。
1つは、私は昔から世界旅行が趣味で、同仁病院に入職後も定期的に長期休暇を頂いて、12ヵ国(ヨーロッパ、中東、中南米、アジア等)、今現在トータル22ヵ国を旅行してきました。(今はコロナ禍で2年行けてませんが・・・涙)

比屋根
そんなに色々な国を旅されて、うらやましい限りです。


色んな国で色んな人種の方と話す中で、自分の人生をもっと自由に、働く場も日本だけに留めたくないという思いが強くなりました。パートナーがアメリカ人という事もあり、アメリカの正看護師免許取得を目指したいと思う様になりました。

比屋根
これは「愛の力」ですね。笑


准看護師のままではアメリカの試験を受ける事が不可能なので2020年2月、コロナで長期のステイホームになりましたよね、このタイミングを「チャンス!」と思い4月に入学、2022年3月無事に国試合格、卒業しました。

2つ目は、看護師と同じ仕事をしていても、准看護師だからという理由で悔しい思いを何度もしてきた事でしょうか。私はとにかく負けず嫌いで人と比べられるのが嫌なので、悔しい思いをする位なら同じ資格を取ってやる!という気持ちでした。

比屋根
幸さん、やっぱり凄い!バイタリティありますね。
働きながら正看護師を目指すのは大変だったと思いますが、一番苦労したのは何ですか。


お恥ずかしい話、実は私、過去に色々ありまして・・・准看護専門学院入学前は中卒でした。笑
なので、とにかく学校の課題を日々こなすのが本当に苦労しました。でも、ここでも負けず嫌いを発揮し、決めたからには有言実行するという情熱と根性だけで乗り切りました。

比屋根
人は情熱と根性だけではなかなか乗り越えられない事もありますが、ここはさすが幸さんですね。笑
仕事と勉強を両立する中で、息抜きも必要だったと思いますが、どのようにリフレッシュしていましたか。


学校入学当初は、キックボクシングをしていましたので、ひたすらトレーナーとミット打ちをしていました。でもコロナが蔓延しジムも行けなくなり、逆に大嫌いだったランニングをダイエットと願掛けを兼ねて始めたところ、これがとってもストレス発散になる!しかも「タダ!」。体重は2年間で13Kg落ち、メンタルもフィジカルも強くなり、うまくリフレッシュできていました。

比屋根
キックボクシングからのランニング!体重13Kg減なんてすごい!結果は一目瞭然ですね!
受験してみて、合格の手応えはありましたか。


模試やテキストで解いていた内容は見事に出題されておらず。笑
午前の段階で、必修問題で落ちたカモ・・・泣。という不安は少しありましたが、自分が2年間努力した事が実らない訳が無い!と信じていましたので、手応えはまあまあ、ありました。

比屋根
実際合格を知った時はどうでしたか。


純粋に「やったー!!!」という喜びと、不安から開放された安堵感で一杯でした。パートナーや家族、親友からは、「落ちる訳ないと思ってたよ、がんばったね、おめでとう」と言われた時は涙が出ました。

比屋根
幸さんの気持ちを理解して、近くで応援してくれた方たちからの「おめでとう」は心に沁みますね。
合格して、現在は正看護師として働いていますが、ご自身の仕事に対する姿勢や気持ちの変化がありましたか。


元々、責任感は強い方ではありますが、准看護師から看護師となり、さらに自分の言動、看護に責任を持たなければという思いで気が引き締まりました。

比屋根
ではご自身が目指す、看護師像があれば教えてください。


医療業界はサービス業に分類されますが、私は患者と医療者は人間対人間であると思っています。看護師として、優しく、思いやりを持って接する中にも、きちんとサポートの出来る頼もしい看護師でありたいです。

比屋根
今、看護師を目指す方たちに、何かメッセージがあればお願いします。


何歳であっても、過去の学歴がどうであっても、人は情熱と根性さえあれば、いつでも、何でもチャレンジする事ができます。もし今、准看護師として働いていて色々な思いのある方や、これから看護の道に進みたいという人は是非、チャレンジしてほしいです。私もまだまだチャレンジしていくつもりです。

比屋根
幸さんのチャレンジは、まだまだ続いていくんですね!これからも頑張ってください。ありがとうございました。