再生医療
PRP治療
患者さんご自身の血液から作製したPRP(血小板を高濃度に凝縮し活性化したもの)を患部に注射し、細胞の成長を促進する治療法。
血液の中には、傷を治す働きを持つ「血小板」という成分があります。この血小板を高濃度に凝縮し活性化させたものが、PRP:latelet-Rich Plasma(多血小板血漿)です。PRPにはたくさんの成長因子が含まれていて、細胞の成長を促進する力があります。当院で使用するPRPは 高濃度の白血球を含むL-PRP(Leucocyte-PRP)です。
この力が、人の本来持っている治癒能力や組織修復能力・再生能力を最大限に引き出し、傷んだ関節軟骨・靭帯などの治癒をうながすと考えられています。
APS治療
APSは次世代のPRPと言われており、自己タンパク質溶液(Autologous Protein Solution)の略称で患者さんご自身の血液から抗炎症性サイトカインと成長因子を高濃度抽出した溶液です。悪い蛋白質が過剰に存在する関節内に、良いタンパク質が豊富なAPSを注射し炎症バランスを改善することで痛みを軽くし、軟骨の変性や破壊を抑えようとする治療です。
治療の流れ
1
患者さんの血液を
約26mL~55mL取ります
2
血液を遠心分離機にかけ
PRPを作成します
3
PRPを患部に 注射します
治療費について
PRP投与
110,000円(税込)
APS投与
253,000円(税込)
各種検査、医師の診察により再生医療の治療適応が決まります。
このPRP治療・APS治療当日は、保険診療の適応外となっておりますので自費治療となります。